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      「はじめにおわりがある」 (平成27年 4月)

 4月を迎えました。多くの会社が初出勤の新入社員を出迎え、学校では気持ちも新たに新学期が始まります。新入生も胸を膨らませて入ってきます。今回は1月に登場していただいた、むのたけじ著『99歳の一日一言』の中から4月の一言を読むことにしました。4月の言葉は、やはり「出発」や「始まり」に際しての「決心」のことや「準備」の心構えのことが書かれています。4月1日には「万事出発ははっきり、くっきりと。でないと、終着があいまいになる」と書かれ、4月7日は「人間の道は千姿万態だ。私の道は一つだ。自分で選ぶか。自分で造るか」とあります。この一週間の著者の言葉の一つひとつが応援団子の胸に突き刺さります。そして頭にガツンと刺激を与えてくれますので、気合を入れ直して次の作業に向かうことにします。

 その中でも格別な刺激を与えられました、二つの「一日一言」について応援団子の所感を述べさせていただき、4月の応援団子のご挨拶にします。
 4月4日
 はじめにおわりがある。
 抵抗するなら最初に抵抗せよ。
 途中で泣くな。

 応援団子は子供のときから「終わり良ければ全て良し」という言葉を何度となく聞かされて、育ってきたように思います。また「ものごとの始末を、きちんとつける人」は、周囲の大人たちから「あの人は始末のええ人や、よう仕事の出来る人やで」と言われ、信頼されていることも、子供心に感じたものでした。成人してからのことですが、このように始末をきちんとつけて仕事をする人は、「前もって仕事の段取りをしっかりしていること」、「仕事の仕方が途中でぶれないこと」そして「最後まで仕事をやりぬくこと」という三つのことを貫いている人たちであることを学びました。掲題の「はじめにおわりがある」という著者の言葉は、まさに「そのことを理解できる人になれ、実行する人になれ」と、言っているように応援団子は思いました。

 4月12日
 夜明けの歌を歌うだけでは、世の中は明るくならない。
 生活の現場から暗いものをひとつずつ取り除こう。
 「きょうコレヲ必ズヤル」「きょうコレヲ決シテヤラナイ」
 この二つを毎日やるか、やらないかは一生の富凶を左右する。

 以前にも申し上げましたが、むのたけじ著『99歳の一日一言』という本のことを、応援団子に教えて下さった友人Oさんのコラムに出て来る孔子の言葉があります。それは「性は相近し、習えば相遠し」という言葉です。「人というのは、生まれたときにはみんな同じ団栗のようなものだけど、そこから毎日の時間をかけて学ぶ内容次第では、最終的には、随分と中身の違う人間が出来て来るのではないだろうか」という意味が込められた言葉だと思います。上述の著者の言葉を読んだとき、孔子のこの言葉も、頭に浮かんで来たことの一つです。自分で決めた目標を、毎日必ず実行していく人と、実行しない人の一生の違いを言っている孔子の思いが解ります。そういう意味では、「生活の現場から暗いものをひとつずつ取り除く」という習慣が、身についた人の働く会社と、そうではない会社の違いもまた、開きがあるように思います。

 4月ということで、応援団子も少し肩に力が入り過ぎたでしょうか。堅苦しい話になって恐縮千万です。でも、どんな小さなことでも良いですから、「ひとつずつ、こつこつと実行に移せる人間になりたいな」と思うものですから、書かせていただきました。
                              (応援団子A)


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