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野球観戦のこと (平成25年5月)

 青葉の5月が始まりました。皆様にはゴールデンウイークを如何お過ごしになられたでしょうか。きっと充実したリフレッシュ・タイムであられたと拝察致しております。5月といえば「クールビズ」スタート月です。本来ならテレビにはノーネクタイ、カラーシャツのビジネスマンの通勤風景が映し出されるところですが、今年はことのほか寒い5月1日でした。殆どの人がジャケット姿でしたし、マフラーを首に巻いて出勤しているオフイスレディも見受けられました。どうやら今年は年初からの異常気象がずっと尾を引いていて、クールビズと言われても、巷では少し戸惑いがあったようです。

 このゴールデンウイークは、野球界に熱いものがありました。海の向こうのMLBでも往年の鋭さはないとはいえ、ようやくイチロー選手にも安打が出始めたし、ダルビッシュ投手、岩隈投手、黒田投手が大活躍しております。 日本プロ野球では何と
言っても5月5日に、東京ドームで長嶋元巨人軍監督と松井選手のセレモニーがありました。国民栄誉賞の授賞式と松井選手の引退式です。長嶋監督は病を克服し元気な姿で登場しましたし、松井選手の謙虚な挨拶にファンは感動の大拍手を送りました。安倍総理大臣の挨拶にあったように明るい日本復活の出発になればと願います。

 応援団子が唯一、実戦を観戦するのは神宮球場の東京六大学野球リーグ戦ですが、各大学とも新入の一年生が試合に出場し、新しい話題を作っています。特に立教大学に入学した澤田投手は、大阪桐蔭高から阪神入りした藤浪投手の第二エースとして控えていた選手です。神宮球場では初戦の慶應大学との試合から登板し、一年生とは思えない制球力のある投球を披露し、立教大学の勝利に貢献しました。ただ、5月4日の法政大学戦では満塁本塁打を打たれ手痛い洗礼も浴びましたが、これもまた上達するためのワンステップです。澤田投手は克服するに違いありません。

 長嶋さんや松井さんがファンに見せた逆転本塁打、満塁本塁打、サヨナラ本塁打、一試合3本の本塁打などなど。胸のすくような華々しい大活躍にファンが酔いしれることも、その驚異的な偉業の裏で、彼らが血の滲むような努力を積み重ねていることも、その努力をファンが自分の人生の糧や元気回復の素にしていることも、応援団子にはよく理解できます。ご両人のほかにも王選手や衣笠選手、昨シーズン引退した金本選手も、現役ではイチロー選手もその一人だと思いますが、ヒーローの活躍する華やかな試合には、胸を熱くするドラマが生まれ、ファンにはなくてはならぬものです。

 でも華々しい試合だけが野球ではありません。1点を争い、着実に1点ずつ加点する試合、獲得した貴重な1点を守り抜く地味な試合にも、ファンが唸るようなプレーがあることを応援団子は申し上げたいのです。それは監督、選手が日頃の練習の中で鍛えているチームプレーに徹した知恵を絞る試合です。選手たちが要求される練習は、遠くへ飛ばす打撃練習、早い球を投げる投球練習、失策をしない守備の練習、早く走る走塁練習を繰り返しているだけではありません。試合の状況変化によって、選手たちが瞬時に「次のプレー」を決めて動く練習も必要なのです。頭脳の訓練と言っても良いと思います。

 選手たちが試合中、常に頭の中にあるのは、その試合のイニング数、得点差、走者の有無、アウトカウント、ボールカウント、天候、特に風の強さと方向、グラウンド・コンディション(前日が雨だったかどうか)と、試合相手の特徴、特に登板する投手のこと、警戒する打者の打つ打球方向、走者の走塁の巧拙などなどです。そして試合中は「次はどうなるか、次にどう備えるか」を、投手の一球、一球の投球ごとに考えています。幸い、野球はインプレーでボールが動いている時間は短く、投手が投げるまでは選手たちが考える時間があります。ファンも選手と一緒に考えるのも野球の面白さだと思います。

 楽天の野村元監督の言葉に「負けに不思議の負けなし」という言葉があります。試合に負けるときには、必ずどこかで選手が考え違いをしているか、誤った判断をしているということです。それがエラーにつながる訳です。勿論のこと、監督の誤った判断も含まれています。間違った投手起用や投手交代時のタイミング・ミスもあります。振り返ってみると敗戦には必ず敗因があるということです。選手にとっては「次のプレーを予測する」ことは野球の鉄則なのですが、「予測し切れなかった」という失敗もあります。「そこまで考えていなかった」という失敗です。日頃の訓練不足を問われる訳です。

 面白く観るはずの野球話が少し深刻になり始めましたので、「野球も考えれば、結構奥が深いものである」ということで、今回は筆止めにしたいと思います。新聞のスポーツ欄を拝見しますと、今日も新たなニュースが飛び込んできます。ベテランの活躍も、新人の活躍も嬉しいし、評判になっていた選手の努力が実って実績を上げ始めた話も元気を貰えます。阪神の藤浪投手や日ハムの大谷選手、巨人の菅野投手の活躍、DeNAの中村選手の二千本安打達成も努力が実った成果でした。日ハムの中田選手や西武の菊地投手の成長も明るい話題です。これからも野球は見続けていきたいと思います。(応援団子A)



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