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今年も年末です (平成24年12月)

 12月といえども横浜にしては、例年に比べてことのほか寒く、富山でもここ数年のうちでは雪の降り出すのも早く、しかも積雪量が多いと伺いました。しばしばテレビでも除雪された雪の山が街のあちこちに出来上がっている画面を観ました。先ずは寒中お見舞いを申し上げます。

 すでに新聞でも報道され、皆さまもきっとご覧になられたと思いますが、12月12日、清水寺の森清範貫主は「今年の漢字」として「金」を書かれました。「金」という字がその年を代表する字に選ばれたのは、2000年に続いて二度目のことです。
そもそも12月12日を「漢字の日」と設定された所以は、財団法人日本漢字能力検定協会がこの日を「1(いい)2(じ)、1(いち)じ(2)」と読ませ、「良い字一字(いいじいちじ)」を充てて、「漢字の日」としたのです。

 その年を代表させる「一字」を全国から募集して、京都を代表する名所のひとつ、清水寺の貫主に、その年の「一字」を12月12日の「漢字の日」に発表して貰う企画は、日本の年末を飾るイベントとして定着し、今年で18年になります。ここ5年間を遡って思い起こしましても、今年の「金」、昨年の「絆」、その前の「暑」、「新」、「変」、「偽」と、選ばれた字の一つ一つの意味が浮かび上がってきます。長らく続いた自民党政権が民主党政権に代った年の「新」が、今回の選挙ではまた自民党、公明党の連立政権に戻ることも決定しました。東日本大震災に遭遇して「絆」の大切さを噛みしめましたが、問題解決は遅々として進んでいない苦しい現実もあります。

 今年の漢字「金」は、応募者の圧倒的な指示があったというのではなく、全体の3%強に過ぎないと聞きました。後には「輪」や「島」、「領」、「乱」が、僅差で続いたようです。今年は「金環日食」が話題になりましたし、五輪の「金メダル」選手もいました。最新のところではノーベル賞の山中教授も立派な「金字塔」を残されました。ですが、「島」や「乱」を提示した応募者が続いたということは、世界の中で日本の置かれている不安な現状が垣間見られるように思います。今回の選挙では敗れてしまいましたが、民主党の野田代表は、記者から「今年の漢字は」と聞かれて、「決」と答えていました。総理として「決断」の大切さを痛感されたのだと思います。

 もし応援団子に同じ質問が向けられましたら、応援団子は「中」とお答えしたいと思います。「中」という字は、「中央」、「中核」と使われることもあれば「中庸」、
「中立」もあります。「中くらい」とも言います。ですが、ここでは後ろにつけて「途中」、「最中」、「実行中」ではありませんが、ある目標に向かって全員が集中し、
邁進している途上にあることを応援団子はイメージするのです。こういう時は登山における「胸突き八丁」ではありませんが、苦しいものです。現在の日本もこういう状況にあるのではないでしょうか。これを乗り越えていくためには、一つ一つの誠意をこめた行動が望まれているように思います。その「中」にあることを自覚したいのです。

 本年も余すところ十日ほどです。どうぞ皆様におかれましても「年内の始末」は、始末としてつけられ、発展の最中にある現状を明確に位置付けられて、用意周到のご準備をなされて新年を迎えられますよう心からお祈り申し上げます。

(応援団子A)
 

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