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チューリップの花 (平成19年4月)

 今年も谷川社長ご夫妻から送っていただいたチューリップの球根を、我が家の狭い庭の一角に植えていました。雨のたびに球根が顔を出し慌てて土をかぶせたり、植え方が浅過ぎたのではないかと悔やんだりしていました。そして、途中で葉っぱは出てくるのに花芯がなかなか伸びてこず、今年はもう花は咲かないのではないかと半ば諦めて、でも、せめて水だけは欠かさないようにと、せっせと撒いていました。

 それがいつの間にか芯が伸び、蕾が出てきて、花弁のとがった黄色い花が二つ咲きました。その後、紫色の花が七つほど咲き始め、一昨日の夕方には六つほど蕾が赤くなっていた株が、今朝はその三つが、見事な赤い大きな花を咲かせていました。よく見ると他の株にも小さいながら蕾が出て来ています。我が家の庭にチューリップが咲き始めて三年、これで今年も大丈夫です。

 「水を欠かさなかったのが良かったのか。」などと自己満足に浸っておりますが、今年で三年目のチューリップ開花です。昨年から残っていた球根も花をつけていますので、考えてみれば、チューリップが本来持っている生命力の強さが一番であり、人間の介在することなどは、たいしたことではないのかも知れません。チューリップは強いのです。

 チューリップの春は、新学期を向かえた小、中学生の季節でもあります。中でも一年生は光っています。服装の新しさやカバンも印象的なのですが、目がキラキラと輝いているのです。新たに社会人になった人達もそうです。多くの可能性に賭けて夢も膨らんでいるのでしょう。会話が弾んでいます。そんな若い人には声をかけたくなります。「諸君、強くなれよ。雑草のように強く生きるんだよ」と。

 世の風潮は、何でも人のせいにすることのようです。「自分は悪くない。こんな育て方をした親が悪い・・。あの人が悪いから・・。こんな政治が悪いから・・。」と、他のものの責任に転嫁している一瞬は、その場から逃れられ、傷がつかないかもしれません。しかし、結局は逃れた数だけ自分を弱くしていくのだと思います。問題の本質から目を逸らしていては、いつまでも強くはなれません。

 若者は、まず周囲をよく見回して「自分が何者か。何に強くて、何に弱いか。何を勉強するか。自分に何が出来るか。」を考えて下さい。「隙間の見出せない社会機構」、「金が先行する主義、主張」、「自己防禦の壁を積み上げる人間関係」など、自分が障害物だと思うことに正面から立ち向かって下さい。ふりかかって来る災難を乗り越えて下さい。

  「若者よ!強く生きろよっ!」と、チューリップを見ながら思いました。(A)
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