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畏友Oさんのコラムから(平成17年10月)

  Oさんからコラムをメールで送ってもらうようになって、丸三年が経ちます。毎週金曜日に届くので、いまや金曜日は私が楽しみにしている一日になっています。最初に送られてきたコラムが96号目でした。日韓共催のワールドサッカーで持ちきりの時で、デンマークのオルセン監督が、練習風景を見せない他国とは違い、オープンな姿勢を貫徹したことを称賛した話でした。先週、「秋彼岸です。ご先祖様に感謝ですね。」という添え文と共に、送信されてきた「苦労と苦心」というコラムが250号目になり、「ここまで約5年が経過しましたが、これからも続けていきます」と、Oさんは力強く宣言されました。

  250号「苦労と苦心」でOさんは、アテネオリンピック・シンクロナイズドスイミングの日本の指導者井村雅代さんの話を採り上げました。井村さんが「私のしてきたことは苦労じゃなくて苦心、勝つために頭を使いまくりました」と言われたことと、演技が合うまで選手に練習を続けさせたことに敬意を表しつつ、「どんな厳しい練習にも選手がついていったのは、井村さんの苦心のすえの工夫があったからだ」と結論づけて、「私たちも苦労ではなく苦心して仕事に取り組み、お客様の満足を創り出していきたいものです」と締めくくられています。

  広辞苑の「苦労」と「苦心」の項を何度も見比べながら、「苦労と苦心のどこがどう違うのか」を考えてみました。
  「苦労」は「苦しみ疲れる、骨を折ること」と、解釈がされており、ここからは「何かをさせられている」という受動的な意味合いを感じます。また「苦心」には「いろいろに心を使って苦労する」との解釈があり、ここからは能動的あるいは自発的に「ものごとに向かっていく」姿勢が見えてくるように思います。本文の中でOさんも「苦心のすえの工夫」と書かれているのですが、「苦心する=工夫する」につながる言葉だと思うのです。

  皆さん如何でしょうか。積極的に明るく仕事をしている人は、決して「仕事をさせられる」状態ではなく、自ら目標を持ち、これを定量化し、一つひとつ解決している人だと思われませんか。「仕事はさせられる」ものではなく、「仕事はする」ものではないでしょうか。仕事は「させられている」と思うから、それが「苦労」になり心の負担になるのでしょう。Oさんは新明解国語辞典から「苦心」を引いて、「新しい良いものを発明・創出したり、思いもよらない案を提唱したり、難問・難題を解決したりすることに、懸命に努力すること」と、補足説明をされています。Oさんの益々のご健勝を祈念します。(A)

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