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風薫る五月に(平成16年5月)

  木々に若葉、風薫る五月、各人各様にそれぞれのゴールデンウィークを、海外旅行やテーマパーク、あるいは里帰りで楽しみ、帰り着いた様子がテレビで放映されている。今年のゴールデンウィークは、谷川社長から「富山の五月を堪能しませんか」とのお誘いを受け、ご迷惑も顧みずに「それではよろしく」と、調子に乗ってお願いし、「雪の大谷」から「八尾の曳山祭」、「砺波のチューリップ・フェア」を案内していただいた。

雪原を掘り込んで探し当てたような道の両側に続く雪の大壁を一度は見たかった。バスが麓の立山駅から海抜2400米の室堂に着くまでに見た、木々を縫って見える落差350米をY字型に落ちる「称名の滝」も、樹齢千年の巨木を擁する立山杉の林も、そして目指した大雪壁も迫力満点であった。幸い天候に恵まれ、雲ひとつない青空に聳え立つ白銀の立山連峰の雄姿も素晴らしかった。でももっと驚いたのは、帰路、立山駅から電車の線路に沿って白波を立てて流れる常願寺川上流に、点々と転がっている巨石のことである。この急流では豪雨の時には、巨石はまるでボールのように上流から転がり落ち、暴れる常願寺川は人々には恐怖そのものであったに違いない。両岸を良く見ると、歴代の治水事業の跡が下流に続いていた。富山人と自然との気が遠くなるような共存を思った。

八尾の曳山祭は、八幡社から神輿が曳かれてくるところから見ることができた。聞名寺の庭前に勢揃いした六つの町の曳山。先頭をその神輿が通り、世話役の西町詰め所前で祭りの無事を祈る祭礼があって、その場で曳山が来るのを待つ。やがて曳山が若者達の掛け声と共に曳かれて来る。神社と寺の役割が祭りの中で見事に調和されていた。昔から続いてきた素朴な祭りに出会って何か心がときめき、大袈裟なようだが日本の文化の素晴らしさを感じて興奮した。その後、訪ねた砺波のチューリップも素晴らしかった。花、花、花、色彩の美しさ、贅沢三昧、豊穣豊満を満喫した。農業試験所のチューリップ研究がこの下支えをしていることを谷川社長に伺い、それも確認してきた。この旅行中、随所でご馳走になった富山の美味も加えて、まさに五月の富山を堪能させていただいた。(A)


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