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アマチュア野球(平成16年7月)

  全国都市対抗野球大会の各地区代表チームが連日決まっている。また、全国高校野球大会の予選も沖縄と北海道で始まった。夏といえば、アマチュア野球の季節である。いや、「季節であった」といった方がよいのかも知れない。夏の甲子園、高校野球も隆盛時ほどの人気があると思えない。また、オリンピック野球の日本代表選手が、全員プロ野球の選手になってしまった後、社会人野球の在り方もすっかり変化してしまった。郷土を代表するアマチュア野球大会は不滅と思うのだが。

アマチュア野球にはアマチュア野球独特の面白さがあり、高校野球、大学野球で鳴らした名選手の全てがプロ野球を目指すのではなく、味のあるプレーでファンを魅了した時代があった。古い話になるが、別府星野組、大日本土木、全鐘紡、藤倉電線、熊谷組には名選手がキラ星の如くいた。プロ野球がセ・パ両リーグになったとき、数多くの名選手達がプロ野球に移った。それでも社会人野球はアマチュア野球を愛するファンに支えられていたのである。

世の中が高度経済成長時代に入り、企業における野球は、その企業の広告塔としての役割を担わされ、プロ野球の繁栄とは別に、確固たる位置を占めていた。そして「我らの仲間が頑張っている」という従業員の会社への帰属意識を高める効果は、今も失われてはいないだろう。日本経済が低成長時代に入り、リストラが囁かれ始めた時も、社会人野球は頑張っていたが、ここ二、三年は、名門チームの野球部解散の話がスポーツ界の話題になり、企業経営の厳しさを反映している。

 横浜スタジアムで、久し振りに神奈川県予選のナイター観戦をした。ライトに照らし出されているフィールドの素晴らしさ、見やすい観覧席には満足した。これで「往年のように観客が大勢いてさえくれれば」の思いを強くしたのは私だけではないだろう。そして予選スケジュール表を見て、企業チームとは別に、クラブ・チームが増えていることに目を見張った。アマチュア野球の新しい風を感じた。プロの迫力だけが野球ではない。真摯なプレーに打ち込む選手の出現をファンは待っている。


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