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            大宮公園散策       (平成28年7月)

 JRの大宮駅を下車して東口方面に降りていくと、まだまだ昭和の匂いが残る繁華街が目に飛び込んできます。この道を左側の大栄橋の方に向かって歩き、さらに右折してまっすぐ進むと旧中山道に行きあたりますが、これを横切ってもう少し歩いていますと、氷川神社参道に出て、すぐ左側に大きな鳥居が見えてきます。氷川神社「二の鳥居」です。神殿までの参道の両側には欅の大木が並んでいて、名物のせんべい屋やだんご屋も健在です。32年前の現役時代、大宮に赴任してきた頃のことが頭に浮かんできます。新しい販売拠点(支店)を作るという会社方針のもと、大宮への赴任を命じられました。

 赴任までの準備期間が少し長かったこともありますが、頭に叩き込んだことは、武蔵国の一の宮「氷川神社」のある大宮、明治時代には東京の奥座敷と言われ、料亭など賑やかであったようですが、地図上でいうと新潟、北陸方面と、東北、奥羽方面の、言わば首都圏の表玄関の機能を果たすべきではないかと直観していました。資料を読むうち、歴史的にもそんな役割を果たしてきたのではないかとも思いました。思い返せば赴任早々、少しでも埼玉の歴史を感じたくて、今はJRの「さいたま新都心」という駅が近い氷川神社参道の入り口から、約2`に及ぶ氷川神社のこの参道を歩いたことがあります。

 この新支店に、一緒に赴任してきた人たちの中の数名が、いつの頃からか「年に一度か二度は、集まって話をしようよ」ということになり、「埼玉会」と名称までつけて、このメンバーで会合を持っています。今日は丁度その日に当たり、偶然にも梅雨の晴れ間という絶好の日に恵まれて、氷川神社と大宮公園の散策という訳です。結構、汗ばみましたが、氷川神社の奥にあり、滾々と湧き水が出ている「蛇の池」、大宮公園の蒲の穂が色づき始めた池など、知らなかった大宮をまたまた見つけることが出来ました。そうだ、7月の「気ままにご挨拶」は、この大宮の話にしようと思いました。

 今回、大宮散策の案内状を受け取ったとき、「埼玉の鰻で酒と案内(あない)来ぬ」の句が浮かび、先日の句会に出しましたが、お一人の埼玉の方からは激賞されました。それはさておき、二時間半ほどの散策の後、予定していた南浦和のその有名な鰻料理のお店で昼食をしました。到着したときには、すでに午後1時半を廻っていましたが、部屋が空くのを待っているお客様が、用意してある椅子に腰かけて待っています。私たちも同じように待っていましたが、見事なリズムで焼かれ、たれにつけられ、また焼かれるつけ焼きの鰻を見ておりました。間もなく順番が来て、窓の明るい見晴らしの良い部屋に通されました。

   先ずは冷酒とビールで喉をうるおし、美味しい鰻料理に舌鼓みを打ち、和やかな会話も弾んで、楽しい昼食時間を堪能したのは言うまでもありません。「この32年間、あっという間の出来事であった」と言えますが、今も会うことを楽しみにしている仲間の居ることは有難いことでもあるし、「あのお店がなくなっている。あのビルは建て直された」と、大宮の街には、たまにお邪魔して、歩き回るのも楽しいものです。新しい支店を立ち上げるという使命感で、充実した日々を過ごさせてもらった街です。これからも元気なうちは、年に一度はお邪魔をしたいものです。
                              (応援団子A)



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