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年末の覚書 (平成26年12月)

 今年も早や12月下旬。残すところ一週間ということになりました。春夏秋冬どの季節にも関係なくここ数年、日本は取り巻く海の水温上昇と、引き換えに上空の寒気団の南下によって、異常気象に襲われていると聞きます。その所為で豪雨、竜巻、地震、そしてこの年末には各地で大雪を降らせ、兼六園の大杉が二本も倒れたニュースも、少し前にテレビで見ました。富山の各地でも積雪量の多さで人命を奪う被害が起こったニュースも報じられました。改めましてお見舞い申し上げます。

 年末ともなりますと例年、私たちは「年内の仕事は年内に、年越しはさせない。今年中に始末をつけよう」と、気持ちが動き出しています。こうした人々の気持ちの集結が、年末の忙しなさを醸し出すのかも知れません。そして、年末の最終日には「お陰様で、今年も良い仕事が出来ました。自分の足らざるところも判りました。来年は欠点を改善し、仕事に打ち込みます」というように、及ばずながら心の整理ができれば、こんな嬉しいことはありませんが、皆さまに置かれましては如何でしょうか。

 以前にも「気ままにご挨拶」の中で、何度か登壇している応援団子の友人であるOさんの最近のコラムに、“Know how”も大切だけど、“Know why”の姿勢を忘れてはいけないと掲げられていました。簡単に言いますと“Know how”は、成功する「方法」とか「やり方」のこと。スポーツで言えば「勝ち方」、「優勝の仕方」という解決方法を習得することです。言ってみれば、人様から教わったことを実行することで、他動的というか、消極的なものが多いと思われます。

 一方“Know why”ということになりますと、日常、何気なく活動していることや習慣になっているような行いに対して、「何故そうしているのか」と、自問自答してみることになります。言いかえれば、日頃「そうしていること」への「心構え」や「考え方」を問われているわけです。出てくる答もひと通りではないでしょう。無意識に繰り返していたことに、ハッと思い当たることがあるかも知れません。そして結果的には「では、どうすれば良いのか」を考え始めることになります。

 このように“Why”を出発点にしますと、出て来る答えは一つではなく、幾つもの答えが出て来ます。次にはそれらの中から最善策を選択しなければなりません。そこでまた「何故それを選ぶのか」という“Why”が出て来て、次から次へと考える範囲が広がっていきます。つまり、上述したように“Know how”が、他動的、消極的、集中的であるのに対して、“Know why”は、自発的、積極的、拡散的であると思います。人間の脳細胞は、常に横着したがるようですが、“Why”は、横着を許してくれません。

 同じOさんのコラムには、幻冬舎の見城社長が作家の五木寛之さんに面談してもらうために、手紙を25回も出されて、やっとこれが実現したことが書いてありました。そして、初めて会ったときには、お二人の間にはすでに信頼関係がすっかり出来上がっていたとありました。また、あの鈴木敏夫さんが提唱する「凡事徹底」のこと、つまり「当たり前のことを徹底して実行し、これを積み重ねていくと、やがて大きな成果につながる」ことが書いてあります。このお二人の言動の“Why”は何だと思われますか。

 皆さまにはこれからの年末の数日と年初は、ご多忙な時間を過ごされることと拝察致しておりますが、日常のご自身の生活信条、行動に対して、是非とも“Why”を投げかけてみられることをご提案いたします。(応援団子A)
 

    
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