株式会社ハートウェア
|
会社情報
|
サービス
|
採用情報
|
ハートウェア応援団
|
Link集
|
社長の一言バックナンバー
第1回◆2003年3月◆
「ワァーと泣き出した。」母に「何があったん?」と聞く私、「潔くない!」と今度は怒り出した。泣いたり、怒ったりで、戸惑っている私に、「潔くない、しらばくれている。お前が情けない。」「こんな子に育てた覚えはない・・・。」「夜食を持って来たのが、阿保や、寂しい。」
潔くないと泣かれたことが原因で、私は一生煙草を吸うことは、出来なくなりました。
私は中学3年間、家の直ぐ側に部屋を借り、悪友達を集めて遊んで居ました。(親は勉強部屋の・・・)時代劇に出てくる白壁造りの大きな蔵の2階で、畳と板の間に合わせて30畳はありました。
そんな部屋で、「友達が遊びに来るのは、 別隔なく誰でも来てもらう。」「他へ行って迷惑を掛けない。」が親のモットーでした。
多い時は野球で紅白戦が出来るほどだったり、悪友の子分とか、顔も名前も知らないのが居たりとか、と云う事もありました。
4歳上の従兄弟なのか、悪友か、時代劇に出てくる大きな階段に煙草の吸殻を置いて行ったのです。
その吸殻を、私が隠したのだと思い込んでの「潔くない、しらばくれている・・・」でした。弁解もせず月日が経ちました。
私が煙草を、吸わない事を知っているのか7年前に聞いておくべきでした。
母の鼻の先に、白胡麻大の脂肪の固まりがありました。
「お母ちゃん3月3日生まれや、子年や、寝てる間に鼻の天辺ねずみにかじられたんや。」「そやから食べるのに困らへんで!」貧しい生活の中の自己暗示なのか、自分を奮い立たせるお呪いか。
その自己暗示、お呪いを持たなあかん気がします。迷わず、狼えず、目の前の事をしっかりやる。
このページのTOPへ▲
社長の一言・第2回へ>>
Copyright 2005 HEARTWARE Co. All Rights Reserved.