越中國倉垣庄総社 賀茂神社 賀茂祭
五月四日、誘っていただき、賀茂神社 賀茂祭 「 やんさんま祭り 」 に、
行って参りました。
” 流鏑馬式 ” は誰もが知るところでありますが、” 牛乗式 ” が、お祭りの
中心・クライマックスであることを知りました。
次第によると、15の神事が厳かに執り行われる様を感じながら、別の世界に
居るような良いひととき過ごさせていただきました。
” 牛乗式 ” 全国でも唯一の神事
甲冑に踏込袴をはき白足袋をはいた装束で 一丈二尺(3.6メートル)の青竹で
作った大弓を持ち、拝殿の屋根に向かって 「 天下泰平・五穀豊穣 」 と 祈って
一矢を射った後、村の若者が牛を圧伏し座らせるさまは、実に豪壮奇観でこれは
田の神様の祭りであり、牛を座らせることにより、田の神様がこ地に留まり、五穀
豊穣をもたらすといわれている。
* 賀茂神社の祭事は年間50回近く、これを維持継承していることに驚きと
敬いを覚えました。
来年は950年祭。
* 外国の方が親子・家族で何組も見えていました。これも嬉しいことです。
牛乗式の射った矢は、その外国の3・4歳のお譲ちゃんに渡りました。
* 「 神事 」ですから!
「流鏑馬の矢を的に当てるには練習で上手く行っても本番は難しいのでは?」
愚者の独り言に、「 神事ですから、神聖な神事です。 」
「 弓も 矢も 前日夜遅くに作るものです。 」 と、 窘められました。
|